握手は最初の印象を大きく左右する

握手の作法知っていますか?

握手のやり方やマナーについて,学校で習う機会がありませんよね.

そのせいか,握手がまともにできないビジネスパーソンが多いのです.

最初に会った相手の印象は最初の数秒で決まります.

そしてこの印象を覆すのはかなり大変です.

逆に言えば,最初に相手に良い印象を与えておけば,その後多少のミスがあってもそう簡単にひっくり返らないということです.

握手の方法をきちんと知っておくことの重要性は想像に難くないと思います.

 

基本動作

まずは握手の基本から.

  • 相手の目をしっかり見る
  • 力を入れて手を握る
  • 2回〜3回腕を垂直に動かす

これが基本の動作です.

これだけでいままでなんとなく行っていた握手が,効果的に相手に印象を与える方法として使えることになります.

相手の目を見るということが疎かになりがちです.

逆に意識しすぎて睨まないようにしましょう.

基本動作を理解したら次は注意点です.

 

握手のときに気をつけること

手を差し出すタイミングは立場で決まる

意識している人が少ないようですが,握手するときに手を差し出すタイミングが重要です.

立場が上の人から先に手を差し出します.

つまり,立場が下の人から先に手を差し出すことは失礼にあたります.

もちろん,このことを知っている上で,交渉を有利に進めるために先に手を差し出して立場を明確化するという応用も可能です.

 

しっかり握る

それと,指先で握るような浅い握手はやってはいけません.

相手に,手を握りたくないと思われている,と取られます.

また,力を入れないのも良くありませんが,力をずっと入れて強く握るのも良くありません.

最初だけグッと力を入れ,すぐには手を離さず一言会話を交わすと相手の印象に残ります.

 

余計なボディータッチはNG

よく右手で握手しながら左手で肩や背中を触る方がいます.

これは自分と相手の立場関係によっては失礼にあたることがあります.

安易に体に触ることはやめましょう.

また,左手が手持ち無沙汰なのか両手で包み込むように握手する方がいますが,これも避けたほうが懸命です.

相手に親しみを伝えたいときには使うこともありますが,媚を売っているように受け止められる可能性があります.

 

握手のときは立ち上がる

会議の前など先にこちらが座って相手を待っているときにやりがちなミスです.

相手が来たら必ず立ち上がります.

そしてスーツのボタンを留め,握手します.

もし立ち上がれないような状況の場合は座ったままで失礼します,と一言添えましょう.

 

反復練習で体で覚える

イメージトレーニングや,2人で立場を変えながらロールプレイ形式で繰り返し練習しましょう.

実際に相手を前にして考えて握手する余裕はないはずです.

意識すべき点が複数あり,さらに3秒程度の動作で行う必要がありますので,無意識にできるようになるまで体に覚えさせましょう.

また,握手の間の表情も一緒に練習するようにしましょう.

相手に感情を伝えるために,表情はとても重要です.

多くの場合,握手するときには笑顔を見せることになります.

感情を正しく伝える笑顔の作り方はこちらにまとめていますので,参考にしてみてください.

笑顔は戦略的に使い分ける