服を着替えるようにメガネも着替える
日本人の場合はメガネを着用している方が多いかと思います.
コンタクトの方もいるでしょうが,目的に合わせてメガネを使ってみるというのも良いかもしれません.
もちろん目に優しいということもありますが,メガネという小物を使って印象を操作できるからというのが大きな理由です.
ただし,アイコンタクトの妨げになるという理由でメガネを使わないという考え方もあると思います.
これは一概にどちらが良いとは言えませんので,そのときの目的に応じて選択するのが良いでしょう.
いつも同じメガネをかけている方がいますが,せっかくの小物で印象をコントロールできるチャンスを無駄にしています.
また,レンズが汚れていたり,曇っていたりするのは論外です.
常にクリアで綺麗な状態を保ちましょう.
オールマイティーに使えるメガネというのは確かに重宝しますが,それでは用途に合わせて雰囲気を作ることができません.
場合によっては場違いな雰囲気を作ってしまうこともあるでしょう.
ここでは,顔に合う/合わないという観点からの選択ではなく,どのような雰囲気を演出したいかという観点でメガネの使い方をまとめてみたいと思います.
最低でも2種類
たくさんのメガネを用意できないと思う方もいるかもしれません.
また,メガネを選ぶのはそれなりに時間と労力が必要なので面倒に感じる方もいるでしょう.
それでも,最低でも2種類は用意すべきです.
TPOに合わせることもできますし,メガネを紛失したり,壊れたときのバックアップにもなるという実利的な側面もあります.
ではどのようなメガネを用意すべきか.
おすすめは「ビジネス」と「カジュアル」という観点から見た2種類です.
ビジネス向けはメタルフレームでシャープなもの,カジュアル向けはセルフレームでやや個性があるものが良いでしょう.
便宜上カジュアルという単語を使いましたが,ビジネスシーンで使ってはいけないということではありません.
状況に応じて使い分けが重要です.
メガネの効果的な使い分け
誠実さを出したいとき
ビジネス向けを使います.
初めて会議で顔をあわせる場合などはこのタイプのメガネを使うことが多いかと思います.
細めのメタルフレームで大きすぎないスクエア型などが良いでしょう.
シャープな印象のものが使い勝手が良いと思います.
必然的にビジネスの場面で出番が多くなります.
クリエイティブな雰囲気を出したいとき
カジュアルタイプを使います.
黒のセルフレームで,やや大きめのスクエア型などが良いでしょう.
スーツスタイルでもモードな雰囲気のトム・フォードのセルフレームも知的さとクリエイティビティを演出できるのではないでしょうか.
定番のレイバンのセルフレームはカジュアルな服装にもよく合います.